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映画 スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け

一年ぶりのスター・ウォーズ。楽しみな反面、これで最後かとすこし切ない想いで席に着いた。IMAX 3Dのメガネをかける。最初は違和感があったが、いつの間にか気にならなくなっていた。映画はとても楽しめた。あれだけのシリーズの中でいろいろとあった伏線を見事に回収し、くるりと円を描くように物語は見事に着地した。懐かしいキャラクターに出会えた。今回も仲間も失った。切ない別れもあった。それでも確かな希望があった。エンドロールが終わり、拍手が起こった。

これは本当に映画館で観るべき映画だ。画面が大きいとか、3Dだからとかではなく、非日常の空間で人生の真理に一人で向き合う映画だからだ。近頃、宗教のことをいろいろと考えていたが、君はスター・ウォーズ教なのか、と聞かれたたなら、はい、と言いたい。このシリーズを観るたびに、いつもいろいろなことを考えさせられる。

この映画にはたくさんの物語が凝縮されている。武士道の要素はもちろん、シェイクスピアも聖書の物語も。欧米人はもっと多くの物語をその下敷きとして認めるのではないだろうか。

最初のスター・ウォーズを観たとき、宇宙の様々な生物が作り物っぽいのが気になったことを、今日、映画を観ながら思いだした。それも含めてすべてが愛おしい。今度は、物語の時系列に従って、見直してみようと思う。

https://starwars.disney.co.jp/movie/skywalker.html