Life and Pages

本や映画、音楽、日々の雑感

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

かないくん

帯のコピーによれば「谷川俊太郎が、一夜で綴り、松本大洋が、二年かけて描いた。」という。死について、考える時間をくれる、あるいは死について考えていた頃のことを思い出させる絵本だけれど、悲しさよりも、人が死ぬことによって、その人がいた場所が空…

私は写真機

最近は写真集を発表することも多い片岡さんの新刊。「曇った日をリアルだとすると、晴れた日は、それを外からとらえる自分の問題として、リアリティだった、と言ってみようか。リアルが現実そのものなら、リアリティとは、自分がとらえる現実、というものだ…

Nothing Is Impossible

クリストファーリーブが事故の後に書いた本だ。この本を買ったのは、いつだったろうか。外国の空港で買ったように思う。ずっと読まずにいたのでページが変色してしまったが、昨年の暮れから読み始めた。なぜだろう。歩けなくなった犬の介護の日々がはじまり…

映画永遠のゼロ

身近な人たちからの評判がとても高いので、新年最初の映画として昨日観に行ってきた。平日の朝で空いていると思っていたら、結構込んでいる。映画本編が始まる前に、二人の中学生くらいの男の子が左隣に座り、大きなバレルのポップコーンを食べ始めた。そし…