Life and Pages

本や映画、音楽、日々の雑感

Nothing Is Impossible

クリストファーリーブが事故の後に書いた本だ。この本を買ったのは、いつだったろうか。外国の空港で買ったように思う。ずっと読まずにいたのでページが変色してしまったが、昨年の暮れから読み始めた。なぜだろう。歩けなくなった犬の介護の日々がはじまり、あのスーパーマンが頑張って闘病していたことを思い出したからかもしれない。
とにかくすごい人だ。前向きで努力家で、客観的に自分の状況を理解する頭脳は最後まで持ち続けていた。自分の治療のことだけでは、肢体麻痺で苦しむ他の患者のために施設を作ったり、治療のために人間の細胞をクローンとして使う治療法を認めさせるためにアメリカ政府に掛け合ったり、努力を続けた。人間を超越したスーパーマンは、最後まで、我々の想像を超えた活動と努力を懸命に続けたスーパーなマンだった。

Nothing Is Impossible: Reflections on a New Life

Nothing Is Impossible: Reflections on a New Life