Life and Pages

本や映画、音楽、日々の雑感

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

33の悩みと答えの深い森。

ほぼ日刊イトイ新聞に読者から寄せられた、働くことや人生についての33の質問・相談とそれに対する33人の答え。悩みというのはいろいろあって、かつての自分が通ってきた道だよなと思うものもあったし、そこで悩むのかーというものある。そして、それに対す…

忍者入門

英語との対訳本でとても読みやすい。山田先生の監修で、楽しんで書いてある。挿絵になっている漫画のタッチがどうにも苦手だが、これが流行の漫画なんだろう。でも勉強になった。 Ninja 英語訳つき忍者入門 ― 忍者入門試験公式テキスト 発売日: 2019/02/08 …

家族だから愛したんじゃなくて愛したのが家族だった

タイトルからもうすごいのだが、元気にさせてくれる文章を書く人だ。著者が中学生のときに父親が突然亡くなる。それも、彼女が「お父さんなんか死んじゃえ」と言った日の夜に倒れて、そのまま入院してまもなく亡くなられた。なんという体験だろう。親子げん…

パンデミックの文明論

新型コロナに対する考え方、向き合い方の差は、歴史や文化によって大きく影響を受けている。西欧人にとってマスクをすることはスペイン風邪の記憶を呼び起こし、病気に負けた気になるのではないかとか、そもそも日本人は普段からソーシャルディスタンスを取…

映画 ボルグ/マッケンロー

このふたりのテニスプレイヤーのことは知っている。テレビでゲームの様子を見たこともある。でも、当時わたしはテニスをやっていなかったし、ルディアが喧伝するくらいのことしか知らなかった。たぶん、世界の大半の人々がそうなんだと思う。で、この映画が…

たちどまって考える

地元の人たちとのテニスサークルに久しぶりに参加した。おじさんのひとりが「大坂さんもお騒がせだね」とまるで天気の話をするみたいに、誰からも聞かれていないのにそう言い、幸いにも他の誰もそれに反応しなかったのでその話はそれで立ち消えになった。わ…

かならず先に好きになるどうぶつ。

毎年一冊出る、糸井重里氏のさまざまな文章を集めた本。年に一度の果実の収穫のようで、とても楽しみにしている。この本もいろいろとふーむと思わせ、考えさせられてしまった。引用していくときりがないので、短めのをひとつだけ。 「外れたときにもがっかり…