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映画 オーシャンズ8

あのオーシャンズ11の女性版だと聞いて観にいくことにした。予想通りの面白さというところ。もちろんストーリーもよくできていたし(刑事じゃなくて保険屋さんというのがキーになっているんだなあ)、女優さんたちも豪華。さらにテニスプレイヤーのマリア・シャラポアやセリーナ・ウィリアムスまで出ていて、相変わらず作り手の遊び心を感じさせてくれる。女性が観たならドレスなどもっと愉しめるポイントが増えたに違いない。なんだろう、それでも少し物足りないのは。オーシャンズ11を観たときのような高揚感がない。ハッピーエンドになるんだろうとわかっているからか、ストーリー展開のテンポが良すぎて推理する楽しみができないからか、誰かが食べてるスナックのにおいが気になったからかもしれない。まあ、これだけの完成度のある映画を観てそういうことを言うのは、まちがいなくわがままな客である。あっという間に2時間たったのだから、やはりよくできた映画だ。