電通にいた岸さんが書いた本。今も広告業界の仕事の範囲を広げつつ先頭を走っている人だ。この本は、その岸さんが自分に向けて、ツイッターなどに書いた言葉だ。この人の仕事を知っているからだろうが、本当にぎりぎりの時に、さらに先へ行くために、あるいは眠気でたおれてしまわぬように、落ち込んで立ち上がれなくなっている時に、生み出された言葉だと感じる。
そして、読者に対して、自分の言葉を持てと言う。他人の言葉でわかったような気になってはいけないと。そのとおりだ。それでも一つ、この言葉はとくに響いた。
もし本当に、「猛烈」という言葉がダサいと思われるようになっているのだとしたら、日本は終わっていると思います。
- 作者: 岸勇希
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/10/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る