Life and Pages

本や映画、音楽、日々の雑感

こどもは古くならない。

毎年撮れる果実のように、今年も糸井さんの文章を集めた本を読んだ。世の中には、糸井さんのことが嫌いな人もいて、それは当たり前かもしれないけど、どういうところが嫌いなのかわからないでいた。で、この本にはこんな言葉が載っていた。

 

 「どういうやせ我慢をするか」こそが、

 その世界の文化なのだと、ぼくは思う。

 

もしかして、こういうことを言うところなのかなと、ちょっとわかったような気が勝手にした。もちろん、わたしにはまったく異論の無い言葉なのだけれど、つっこみやすい文章かなとも思った。

じゃあ、これはどうだろう。

 

 いまの選手についての情報も詳しくなくて、

 30年前と同じ理論(?)で解説している解説者って、

 どうして起用されるんだろう。

 野球が古くさく思われるのって、こういうところからだよなー。

 

これはまったくの同感そのもので、高校野球もサッカーもそうだよなーと思う。サッカーの30年前の理論は知らないけどさ。でも、これもつっこもうと待ち構えている人がいたら、突っ込みやすいかもなー。

 

いやいや。批判する者たちに、迎合するつもりはないけれど、もしかして、と思ったということでした。今年はいままで以上に、日にちを空けて少しずつしか読めなかったけれども、いろいろ考える時間をもらえました。