最近なぜか応仁の乱ブームだそうで、本屋には何種類もの本が平積みになっている。その中で、一番読みやすそうなマンガ文庫を買ってみた。それでも、人間関係が複雑で、最初は敵だったのに後で味方になったり、全体像を正確につかむのはかなり難しい。で、わかったのは、とても狭い範囲で行われた戦というか小競り合いだったということ。それから、大義なき戦いであるため、本腰が入らず、結果、だらだらと続いたのではないだろうか。
後の時代で起こった信長の焼き討ちなどと比べると、この時代の戦はとても優しい。殺し合いの無意味さを知っていたのだろう。
マンガ 日本の歴史〈22〉王法・仏法の破滅―応仁の乱 (中公文庫)
- 作者: 石ノ森章太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1997/12/01
- メディア: 文庫
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