Life and Pages

本や映画、音楽、日々の雑感

映画のぼうの城

録画していてようやく観た。おもしろかった。この話の元になった史実は知らなかった。数の論理や金銭で、決着を付けるのは大組織と同じ。それに立ち向かえたのは、民衆の気持ちを知り、曲げられないところは曲げないリーダーだ。優秀で個性的な部下をまとめるのは、家臣とは違う発想のできるリーダーだ。
こうした小説や映画が作られていくのは、とてもいい。野村萬斎という人がいなければ成立しなかった映画だとも思うが、誰もが知っているヒストリーからみたら、外伝にしかすぎない、こうしたストーリーはもっとあっていい。
http://nobou-movie.jp/
のぼうの城 上 (小学館文庫)