Life and Pages

本や映画、音楽、日々の雑感

フリーエージェント社会の到来

ずいぶん前に買った本だけれど、積ん読状態になっていて、自分がフリーランスになってから読み始めることになった。奥付を見ると、原書が2001年に出て、翻訳は2002年に発行されている。アメリカは、やはり進んでいるなあ、と改めて思う。日本はまだ、フリーランスというのは、広告や出版関係業界に少し生息しているだけなのに、アメリカでは、この本が書かれた時点で、4分の1はフリーやテンプで働いているそうだ。ライフスタイルには、セパレーターとインテグレーターの2種があるという。前者は会社生活とプライベートライフを明確に分ける生き方をする人たち。オンとオフとか、ワークライフバランスとかいう考え方だ。後者は仕事も生活も線引きしない人たち。作家やアーチストはもちろん、広告会社の社員なんかは、会社勤めでも、こういう生き方している人が多い。私もインテグレーターだ。生き方や考え方的には、もともとフリー向きなのだ。とはいえ、食えなければ、無職とか引きこもりとかと変わらないから、稼げる力を付けるのだぞ、私。

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか