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マンガ聖書物語 旧約編

物語としてはこちらの大河ドラマぶれがなかなかすごい。それでも、全編を通して語っていることは、愚直にわたし=神を信じなさい、ということ。他の神は邪教で、またしても、邪教の信者は神の不思議な力によって、殺すことをいとわない。こざかしい考えで、浅はかなことをするなよ、というメッセージはわかるが、いつ、何をすればいいのかまでも神が預言者を通じて教えてくれるのを待たなければいけない。それが本当に人間として生まれてきたことの意味なのだろうか。神を信じていれば、それでいいのだと言われて、信者になる人たちは、私のような凡人とは人生に対する考え方が根本的に違うのだと思う。

マンガ 聖書物語〈旧約篇〉 (講談社+α文庫)

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