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TV総集編 半分、青い。

話題のドラマだったが観たことがなかった。で、年末の総集編を録画しておいて、ようやく観ることができた。というのも、奥歯を抜いてきたせいで、ずきずきと痛みがあり、集中力が続かないので、予定を放棄して、録画鑑賞にはしることにした。

案外面白かった。朝の連続テレビドラマであるから、きっとハッピーエンドだと思っていて、まあ、その通りだったのだが、設定、キャラクター、エピソードが少女マンガのようにわかりやすくて派手で、今時のドラマはわかりやすさがキーワードなのだと再認識した。そして、豪華俳優陣を揃えたこと。大河ドラマもそうだけれど、それほどドラマ好きでもない私でも知っている顔ぶれが勢揃いしていて、力の入れ方がよくわかる。これが二つ目のヒットのためのキーワードだ。

それでも、ドラマを観ながら自分のことを重ね合わせる場面もあり、こんなやつはいねえよと思いながらもこれはこうあって欲しいという作者の願いが込められているのだなととか、いろいろ考えながら観ていた。現実的ではない妄想要素を入れることが、3番目のキーワードだ。緻密さはないが、上手にいろいろな要素を盛り込んだドラマで、評判になった理由もわかった。

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