Life and Pages

本や映画、音楽、日々の雑感

映画 ボヘミアンラプソディー

音楽を題材にした映画は、本当に外れない。俳優はみんな、クイーンのメンバーによく似ていた。でもそれだけじゃない。みんな本当に音楽が好きで、アイデアを出し合って、バンドとして成長してきたのだ。

フレディは、愛する人と自分の才能を開花させる土壌としての音楽、その両方を早々と手に入れる。バンドは成功し、彼女とも上手くいっていたのだが、それだけでは物足りなくなったのだろう。バイセクシャルの道へ踏み出す。しかしグッドフレンズは、愛を与えてはくれない。気がついたとき、彼にはあまり時間がなかった。それでも、いや、それだからこそ、彼の歌は人々の胸に深く届く。人と人をつなぐ。歌の力はすごい。人間が達成した、素晴らしい創造物だ。

最後のライブエイドのシーンは本当のコンサートを経験しているかのようだ。近頃はコンサートでも、生の演奏の音を聞きながら、ライブ映像をスクリーンで見ることが多いいから、実際のコンサートよりも、ライブ感を味わえたのではないだろうか。We will rock you. そして、We Are the Champions. CDで聴いているのとはまったく違う歌に聞こえた。魂を揺さぶられるような歌だった。

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