Life and Pages

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小さな習慣

書店で平積みになっていたので、手に取ってみた。「腕立て伏せ一回を習慣にした」ことからすべてが変わったという著者の言葉にふーんと思いながら、本を閉じて本に戻した。でも次の日、その言葉が気になっていて、この本を買うことにした。はじめに読んだときは、「腕立て伏せたったの一回かよ」と思ったのだが、でもそれはすごいアイデアかもしれないと思ったからだ。私自身、身体を鍛えたいと、時々決心するのだが、そういうときに自分に課すことは、「水泳1時間」とか「ランラング30分」とかだ。どちらも、はじめてしまえば、それほど大変ではないのだが、なかなかはじめられないのが現実だった。それにしても「腕立て伏せ一回」はひどくないか、と思いつつ本を読んだのだが、私の直感の方が正しかったようだ。負荷の適正さを検討することよりも、必ずクリアできることを毎日することが習慣作りにはいいということなのだ。それならば、といろいろと計画倒れだったことを習慣にしようと思っているのだが、これまた盛り込みすぎて挫折しないように、慎重にすすめていこうと思う。

小さな習慣

小さな習慣