Life and Pages

本や映画、音楽、日々の雑感

この冬の私はあの蜜柑だ

片岡義男の最新刊。ちかごろは、主人公の作家が小説のアイデアを得る経緯などについて書いている。メタ小説とでもいうのだろうか。この本も編集者からお題をいただいて、そこから小説のアイデアを創りだしていく。まるでゲームのように。人間と人間の関係性や登場人物の変化が描かれていれば立派な小説になるというお手本のようだ。小説の中にしかいない登場人物たちのドラマを現実的ではない、と断じて好まない人もいるだろうが私は大いに楽しんでいる。

この冬の私はあの蜜柑だ

この冬の私はあの蜜柑だ