Life and Pages

本や映画、音楽、日々の雑感

忘れてきた花束。

今年も、楽しみにしていた一冊がまとまった。一年に一冊、糸井さんの言葉の抄録だ。たった一言のつぶやきにも、ある程度まとまった文章にも、糸井さんという人の想いや考えがしっかりと反映されていて、いつもの糸井さん流の考え方を確認してみたり、新しく発見することも必ずある。どんどんとページを先に進めてから、はたと立ち止まり、さっきの言葉は正確にはなんと言っていたっけ、と後戻りすることもあって、しっかりと一冊丸ごと堪能できる。細切れの時間の活用法としては、この本を拾い読みすることは一番正しいことのうちの一つだ。我が家ではトイレ図書館に、過去のシリーズも含めて全巻収納している。

忘れてきた花束。 (ほぼ日ブックス)

忘れてきた花束。 (ほぼ日ブックス)